ChatGPTには使い終わったチャットを一時的に非表示にできる「アーカイブ」という機能があります。
しかし、使い方や保存期間、通常のチャットへ戻す方法がわからない方も多いでしょう。
そこでこの記事では実際にアーカイブ機能を使いこなしている筆者がChatGPTのアーカイブ機能について概要や使い方、保存期間などを解説していきます。
ChatGPTのアーカイブ機能とは？
まずはChatGPTのアーカイブ機能の概要について解説します。
ChatGPTのアーカイブ機能とは使わないチャットルームを一時的に非表示にできる機能です。
(チャットルームは正式な言葉ではないようですが、LINEのチャットルームと似ていることから、この記事では各チャットをチャットルームと表現させていただきます)
ChatGPTではトピックごとにチャットルームを作成できるため、各トピックに合わせたチャットルームで質問などができます。
しかし、チャットルームの数が増えすぎてしまうと履歴がいっぱいになり、どのチャットルームでどんな話題について質問していたのかわからなくなってしまいます。
チャットルームを削除することもできますが、「過去の履歴を見返したくなるかもしれない」と思うとなかなか消せないでしょう。
そんなときに使えるのがアーカイブ機能です。
アーカイブ機能はチャット一覧から特定のトークルームを非表示にできるものの完全には削除されません。
そのため、ふとしたときに見返すことが可能です。
何度のChatGPTを使っていてチャット履歴がチャットで溢れてきたらぜひ使ってみましょう。
ちなみに「永久に使わないと思うけれど一応データを保存しておきたい」という場合はエクスポート機能を使うのもおすすめです。
エクスポート機能については以下の記事で詳しく解説しています。
関連記事【スマホOK】ChatGPTの会話を保存できる「エクスポート機能」の使い方を解説【拡張機能不要】
ChatGPTのアーカイブを使うメリット・デメリット
続いてChatGPTのアーカイブ機能を使うメリットとデメリットについて解説します。
ChatGPTのアーカイブを使うメリット
まずはChatGPTのアーカイブ機能を使うメリットです。
ChatGPTのアーカイブ機能を使うメリットとしてはチャット一覧がスッキリするという点があります。
ChatGPTをたくさん使っているとどんどんチャットルームが作られ、ごちゃごちゃしてきます。
しかし、削除するとそのときのチャットを復元できないため、躊躇することもあるかと思います。
そんなときにアーカイブをしておくと一時的に非表示になる一方で、もう一度見返したいときにすぐに見返すことができます。
ChatGPTのアーカイブを使うデメリット
続いてChatGPTのアーカイブ機能を使うデメリットです。
ChatGPTのアーカイブを使うデメリットは思いつきませんが、強いて言うならアーカイブしたことを忘れることでしょうか。
あるチャットルームを見返したいときに過去にアーカイブしたことを忘れてしまい、チャット履歴の一覧をどれだけ探してもそのチャットルームが見つからないといったことが起こり得ます。
アーカイブしたことを忘れないか、もしチャット履歴を見ても無ければこれから紹介するアーカイブ一覧を確認してみましょう。
ChatGPTのアーカイブの使い方(パソコン編)
続いてChatGPTのアーカイブの使い方について解説します。
ここではパソコンでアーカイブする方法と、アーカイブから戻す方法について解説します。
アーカイブする方法
まずはアーカイブする方法についてです。
パソコンでChatGPTを開きます。
ChatGPTを開くと左側にチャットルームの一覧が表示されています。
この中からアーカイブしたいチャットルームを見つけます。
もし一覧がない場合は左上の「サイドバーを開く」をクリックします。
アーカイブしたいチャットルームを見つけたら右側に表示される「・・・」をクリックします。
するとメニューが表示されるため、上から3番目にある「アーカイブする」をクリックします。
これでアーカイブされます。
アーカイブから元に戻す方法
アーカイブから元に戻す場合は右上の自分のアイコンをクリックし、上から3番目の「設定」をクリックします。
次に設定メニューの「一般」の「アーカイブ済みのチャット」の右にある「管理する」をクリックします。
するとアーカイブ済みのチャットが一覧で表示されます。
もとに戻したいチャットを見つけ、右側にある箱に上矢印がついたアイコンをクリックします。
これでチャットルームが元に戻ります。
このとき、間違えてゴミ箱ボタンを押すと削除されてしまうため、注意してください。
ちなみに、アーカイブから元に戻す前にそのチャットルームの名前をクリックするとチャットの内容を確認できます。
ただし、指示を出すにはアーカイブを解除する必要があります。
ChatGPTのアーカイブの使い方(スマホ編)
続いてスマホのアプリでChatGPTを利用している場合にアーカイブしたり、アーカイブから戻したりする方法について解説します。
アーカイブする方法
スマホの場合は左上のメニューボタンをタップします。
次にチャットルームの一覧から非表示にしたいチャットルームを見つけます。
見つかったらそのチャットルームを長押しします。
すると表示されるメニューの上から3番目に「アーカイブする」というボタンが表示されます。
これをタップするとアーカイブされます。
確認ボタンが表示されます。
問題なければ「アーカイブする」をタップします。
アーカイブを元に戻す方法
続いてアーカイブを元に戻す方法について解説します。
アーカイブを元に戻す場合は同じく左上のメニューボタンをタップし、チャットの一覧を表示します。
次にメニューの一番下にある自分の名前をタップします。
次に設定が表示されます。
この中の「アーカイブ済みのチャット」をタップします。
するとアーカイブ済みのチャットが一覧で表示されます。
この中から自分が復元したいチャットを探します。
復元したいチャットを見つけたらタップします。
すると「アーカイブを解除する」というボタンがあるため、これをタップします。
これでチャットルームが復元されました。
ちなみに復元したいチャットルームをタップした際に「表示」をタップすればそのチャットのやりとりを確認することができます。
なお、指示を出すにはアーカイブを解除する必要があります。
ChatGPTのアーカイブの保存期間
では、ChatGPTのアーカイブの保存期間はあるのでしょうか。
筆者が試したところ、現時点ではアーカイブの保存期間はないようです。
また、ChatGPTのフォーラム(質問できるサービス)でも「勝手に削除されることはない」と回答されていました。
なお、今後の仕様変更で削除されるようになる可能性もあります。
不安な方はエクスポート機能を使ってパソコンなどに保存しておくことをオススメします。
ChatGPTのアーカイブの1問1答
ChatGPTのアーカイブとはなんですか？
過去のチャットを一時的に非表示にできる機能です。
アーカイブを行うことでチャット履歴がスッキリします。
ChatGPTのアーカイブは勝手に消えますか？
現時点では勝手に消えることはないようです。
ただし、今後の仕様変更で消えるようになる可能性はあります。
ChatGPTのアーカイブはスマホでも使えますか？
パソコン・スマホのどちらでも使えます。
まとめ
今回はChatGPTのアーカイブ機能について解説しました。
ChatGPTは様々なことに使えるため、気にせずに使っているといつのまにかチャットがいっぱいになっていることがあります。
アーカイブ機能を活用してより快適にChatGPTを使っていきましょう！
