バイトや就活などで面接をしないといけないものの、どうやって練習すれば良いかわからない方も多いでしょう。
また、友だちと練習するにしても緊張してしまうことも多いと思います。
そこでこの記事では、ChatGPTを使ってAIを使った面接練習を無料で行う方法について解説していきます!
バイトや就活などで利用できる方法ですので、ぜひ活用してみてください!
ChatGPTを使ったAI面接練習とは?
そもそもChatGPTを使ってどうやって面接練習するのでしょうか。
方法としては主に以下の2つがあります。
- 文字で練習する方法
- 声で会話をして練習する方法
1つ目は「文字で練習する方法」です。
ChatGPTはご存じの通り文字でやりとりができるため、この機能を使うことで面接の練習を行います。
しかし、実際の面接は声で行うため、文字だとしっかり練習できないかもしれません。
そこでおすすめな方法が「声で会話をして練習する方法」です。
iPhoneの場合はキーボードの左下あたりにマイクボタンがあり、これをタップすると音声入力が可能となります。
また、ChatGPTには読み上げ機能があり、自分の答えに対してChatGPT側に音声で答えてもらうこともできます。
関連記事ChatGPTの読み上げ機能とは?ダウンロードはできる?声の変更方法なども解説
この組み合わせで面接練習を行うことで、ChatGPT上で音声を使って面接練習ができます。
また、画面上にはリアルタイムにChatGPT側の返信が表示されるため、面接相手の質問やChatGPTからのアドバイスを見ながら練習ができます。
さらに臨場感がある練習をしたい場合はChatGPTとの音声会話機能を使うのがおすすめです。
実はChatGPTはスマホアプリを使うことで、ChatGPTと声で会話をすることができます。
関連記事ChatGPTの音声会話とは?無料で使える?制限や使い方などを解説
自分がしゃべった内容に対してChatGPTも音声で返してくれるため、まるで人間と面接の練習をしているような感覚で行えます。
しかし、音声会話機能ではChatGPT側の回答をリアルタイムで文字では確認できません。
ですので、最初は先ほどのキーボードの音声入力&ChatGPTの読み上げ機能でやってみることをおすすめします。
ChatGPTでAI面接練習を始めるための準備
次にChatGPTでAI面接練習を行うための準備を見ていきましょう。
ChatGPTでAIを使った面接練習を行うためには以下のような準備が必要です。
- ChatGPTのスマホアプリ(声で練習したい場合)
- ChatGPTのアカウント
文字で練習するのであればパソコンでも可能ですが、音声で練習したい場合はスマホアプリが必須となります。
また、ほぼすべての方が持っているかと思いますが、ChatGPTのアカウントも必要です。
ちなみにChatGPTは無料の場合、一定回数会話していると高性能なモデルから少し性能の下回るモデルへとダウングレードされてしまいます。
基本的にはモデルによる差はそれほどありませんが、常に最新の高性能なモデルで練習したい場合は「リートン」というサービスがおすすめです。
リートンはChatGPTで無料版なら制限のかかる最新モデルが無料で無制限で利用できます。
つまり、モデルに関してはリートンなら無料でChatGPTの有料版と同じモデルを使い続けられます。
音声機能はありませんが、チャットのみで、かつ最新のモデルを使いたい方におすすめです。
関連記事リートンとは?なぜ無料?概要やできることなどを実際に使って解説
ChatGPTを使った面接練習の方法
ではいよいよChatGPTを使った面接練習の方法について解説していきます。
ここでは以下の流れで面接練習を行っていきます。
- 前提条件を教える
- 質問してもらう
- フィードバックを受ける
音声入力や音声会話で行う場合でも、前提条件までは文字で打つ方が楽かと思います。
では1つずつ解説していきます。
1.前提条件を教える
まずはChatGPTに前提条件を教えます。
ここでの前提条件とはどんな面接をするのか、どういった質問をしてほしいのか、ということを明確にすることです。
例えばコンビニのバイトの面接練習をしたい場合は以下のようにChatGPTに送信します。
あなたはコンビニの店長です。
今からあなたは私に面接をします。
私は現在高校生です。
自己紹介から1問ずつ質問をしてください。
また、就職活動の面接であれば以下のように送信します。
あなたはプログラミングやシステム開発を中心としたIT企業の面接官です。
今からあなたは私に面接をします。
私は就活中の大学3年生です。
自己紹介から1問ずつ質問をしてください。
このとき、相手(ChatGPT)の設定と「1問ずつ質問をしてください。」という点がポイントです。
質問の数(○問程度質問してください。)や厳しめの面接なのか、カジュアルな面接なのかを伝えるのも良いでしょう。
前提条件はできる限り具体的に書いた方が良いですが、前提条件で面接で聞かれそうなことを書いてしまうと質問してくれないこともあります。
伝える情報は加減が難しいですが、多すぎず、少なすぎない情報を伝えましょう。
2.質問してもらう
次に実際に質問してもらいます。
上記のプロンプトを送信すると以下のように質問が始まります。
承知しました。私はコンビニの店長として、あなたの面接を行います。
それでは、面接を始めましょう。
まず、自己紹介をお願いします。
これに対して回答を書いていきます。
音声で行う場合はこれ以降、音声入力を使ったり、音声会話を使うと良いでしょう。
最後まで一通り進めていきます。
3.フィードバックを受ける
一連の質問に回答したら、最後にフィードバックを受けます。
ChatGPTには以下のように伝えます。
ありがとうございました。
各質問の回答に対してアドバイスなどフィードバックをいただけますか?
このように送信すると、各質問に対して、自分が行った回答にフィードバックしてくれます。
このとき、「厳しめに」や「回答例を添えて」のように条件をつけるのもおすすめです。
また、最後には「他に考えられる質問をまとめてください。」などと聞いてみるのもおすすめです。
面接練習での効果的なChatGPTの活用法
次に面接練習をする上で効果的にChatGPTを活用する方法について解説します。
以下のような活用ポイントがあります。
- フィードバックをしっかりと確認する
- 様々な質問をしてもらう
- 慣れてきたら音声でも会話してみる
こちらも1つずつ解説していきます。
1. フィードバックをしっかりと確認する
1つ目は「フィードバックをしっかりと確認する」という点です。
ChatGPTは自分の回答に対して一つずつ詳しくフィードバックをしてくれます。
厳しさを変えてもらうこともできるため、様々な状況を考えて面接の練習ができます。
また、回答例も非常に参考になります。
幅広い分野を網羅しているChatGPTだからこそできる回答もあるため、専門的な分野の回答例も聞いてみましょう。
2. 様々な質問をしてもらう
2つ目は「様々な質問をしてもらう」という点です。
企業ごとに聞かれる内容にそれほど差はないかもしれませんが、幅広い質問に対して対策しておいた方が面接でスムーズに回答できるようになるでしょう。
ChatGPTは一般的な質問以上に幅広く質問してくれるため、質問してもらう際に「幅広く」のように条件をつけて質問してもらうのもおすすめです。
また、1つの質問に対して深掘って聞いてもらうのも良いでしょう。
3. 慣れてきたら音声でも会話してみる
3つ目は「慣れてきたら音声でも会話してみる」という点です。
ChatGPTは先ほども書いたように音声会話機能を使ってChatGPTを1対1で声で会話することができます。
しかもChatGPTは人間ではないため、初歩的な部分で何度間違えても全く恥ずかしくありません。
最初は文字で見た方がわかりやすいかもしれませんが、実際に面接するときは声で行うため、慣れてきたら音声会話で練習してみるのもおすすめです。
関連記事ChatGPTの音声会話とは?無料で使える?制限や使い方などを解説
ちなみに音声会話終了後には、それまでのやりとりを通常のChatGPTのようにチャット形式(文字)で確認できます。
特にフィードバックに関しては文字で見た方がわかりやすいかと思いますので、テキストでのやりとりも確認してみましょう。
ChatGPTを使ったAI面接練習に関する1問1答
ChatGPTで面接の練習はできますか?
可能です。
工夫すればチャットだけでなく、音声で会話して面接の練習をすることもできます。
ChatGPTで面接の練習は無料でできますか?
可能です。
なお、無料ですと最新のモデルは一定回数やりとりすると制限がかかってしまいます。
常に最新モデルを使いたい場合は、冒頭でも紹介したように無料・無制限で最新モデルが使える「リートン」の利用がおすすめです。
ChatGPTで面接の練習をするとどのようなことができますか?
質問してもらってそれに回答するという面接の一連の流れや、全体を通してのフィードバックを得られます。
また、各質問に対してどのように回答すれば良かったのかという回答例を提示してもらうこともできます。
まとめ
今回はChatGPTを使ってAI面接練習を行う方法について解説しました。
人と面接練習するとなると少し恥ずかしいかもしれませんが、ChatGPTなら人ではないため、何度間違えても問題ありません。
慣れてきたら音声会話機能も使って本格的な面接練習を行ってみてはいかがでしょうか。