【2024年8月最新】ChatGPTのGPTsとは?概要や使い方を解説!
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この記事の監修者
べるどら
     

ChatGPTがリリースされた当初からChatGPTを利用しています。
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文章生成AIの中でも一際有名なChatGPT。

そんなChatGPTには「GPTs」というアプリのような機能があるのをご存知でしたでしょうか。


この記事ではGPTsの概要や特徴、使い方などについて解説していきます!

GPTsとは?

まずはGPTsの概要について解説します。


GPTsはChatGPT上で利用できるアプリのようなものです。

例えばライティングやプログラミングなどを行う際に、GPTsを使わずに1からChatGPTを使って作成していくこともできます。

しかし、GPTsでライティングやプログラミングに適したアプリを選択することで、より正確な回答を得ることができます。


GPTsはスマホのアプリストアのように他の人が作ったものを使える機能と、自分が作成したGPTsを使える機能の2つがあります。

つまり、誰かが作ったものだけでなく、自分が作った自分専用のGPTsを使うこともできるのです。


「GPTsを作る」と聞くと難しそうですが、実は誰でも簡単に作れます

というのもGPTsは特別なプログラムは必要なく、ChatGPTに普通に指示するようにテキストで作ることができるからです。


GPTsを利用することで、より便利に、快適に使えるようになることは間違いないでしょう。

GPTsは無料ユーザーでも使える?

ではGPTsは無料ユーザーでも使えるのでしょうか。

結論から言うと無料ユーザーでも使えます

ただし、作成することはできません


従来は有料版であるChatGPT PlusユーザーでないとGPTsを利用することができませんでした。

しかし、2024年5月30日からGPTsをすべてのユーザーが利用できるようになりました。


なお、無料ユーザーの場合、GPTsを使うことはできますが、作ることはできません。

自分で専用のGPTsを作りたい場合はChatGPT Plusに登録する必要があります。

ちなみにChatGPT Plusは月額20ドルとなっています。

GPTsの3つの特徴

次にGPTsの特徴を3つに絞って解説します。


GPTsには主に以下のような特徴があります。

  1. 業務効率などが向上する
  2. 他の人のGPTsを使える
  3. テキストだけで自分だけのGPTsを作れる

それぞれ詳しく解説していきます!

1. 業務効率などが向上する

1つ目は「業務効率などが向上する」という点です。


先ほども書いたようにGPTsを使うことで短い質問でもその内容に合った回答が返ってきます。

例えば業界用語の場合、通常のChatGPTでは適切な回答が返ってこないこともあります。

特に英語3文字程度(AAAなど)は同じ文字列でも複数の意味を持つことがあるため、的確な回答でないことが多いです。


しかし、GPTsは業界や場面に合ったものを選ぶことで、適切な回答を得ることができます


また、前提条件などを伝えなくてよいのもGPTsの良いところです。


例えばプログラムを書いてもらう場合です。

通常であれば「あなたはプロのプログラマーです」のように前提条件をつけることで、適切な回答が来るようにします。

しかし、GPTsでは自分が作りたいプログラムのGPTsを選べばこのような前提条件は必要ありません


このように、GPTsを使うことで、1からChatGPTに指示を出さなくとも適切な回答を得られます。

2. 他の人のGPTsを使える

2つ目は「他の人のGPTsを使える」という点です。


自分でGPTsを作るとなると少しハードルが高く感じますし、ChatGPTに1から指示を出すにしても文字にしにくいこともあるかと思います。

しかし、GPTsは他の人が作ったGPTsも使うことができます。

そのため、自分が作らなくても他の人が作ったものを利用してChatGPTから回答を得ることもできます。


GPTsには世界中のAIのプロフェッショナルが作ったGPTsがたくさん公開されています。

プロが作ったAIを利用できるGPTsは非常に素晴らしい機能と言えます。

3. テキストだけで自分だけのGPTsを作れる

3つ目は「テキストだけで自分だけのGPTsを作れる」という点です。


先ほども少し書きましたが、GPTsは日本語で作りたいものを指示するだけで完成します。

プログラミングは必要ありません。


また、作成する際も対話形式で作っていきます。

ChatGPT側から聞かれる質問に回答していくだけで自分だけのGPTsが作れるのもGPTsの特徴と言えます。

GPTsの使い方

続いてGPTsの使い方を解説します。


GPTsは以下のような手順で使うことができます。

  1. GPT Storeを開く
  2. GPTsを探す
  3. チャットを開始する

こちらもそれぞれ詳しく解説していきます!

1.GPT Storeを開く

まずはGPT Storeを開きます。


ChatGPTを開き、通常通りログインします。

次に左のメニューの上の方にある「GPTを探す」をクリックします。

出典:ChatGPT(一部を加工しています)


すると、GPTsの一覧が表示されます。

2.GPTsを探す

次にGPTsを探していきます。

自分が使ってみたいGPTsを探しましょう。

出典:ChatGPT


探す場合はカテゴリから探すこともできますし、検索欄から探すこともできます。

なお、検索欄から探す場合は日本語でも検索できますが、英語で検索すると世界中の人が作ったGPTsの中から検索できます

英語でGPTsのタイトルや説明が書かれているものでも、使用する際は日本語で指示を出しても問題ないと思われます。
(少なくとも筆者が使ったものは問題ありませんでした。)

3.チャットを開始する

使いたいGPTsが決まればそのGPTsをクリックします。

クリックすると画面下に「チャットを開始する」というボタンが表示されます。

このボタンをクリックします。

出典:ChatGPT


するとそのGPTsのチャット画面が表示されます。

ここで指示を出すと回答を得ることができます。


一度使ったGPTsは左上のメニュー内に表示されます。

いつも通りのChatGPTを使いたいのであれば左上の一番上の「ChatGPT」を押します。

前に使ったGPTsを使って新たにチャットを開始したい場合はその下の各GPTsをクリックします。

GPTsの1問1答

GPTsは有料ですか?

他の人が作ったGPTsを使うのは無料です。
一方で自分でGPTsを作る場合は有料の「ChatGPT Plus」に登録する必要があります。

GPTsでは何ができる?

特定の作業などに特化したChatGPTを作成できます
例えばプログラミングや画像生成などをGPTsを使うことでかんたんに行えます。

まとめ

今回はGPTsについて解説しました。

無料で誰でも使える機能ですし、作業効率化にもつながります。

ぜひあなたも好きなGPTsを使ってみてください!

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