非常に便利なチャット型AIであるChatGPTですが、エンターキーを間違えて押してしまうことが多々あるかと思います。
また、改行する際にいちいちShiftキーを押しながらエンターキーを押すのが面倒な方も多いでしょう。
そこで、この記事ではChatGPTでエンターキーを押しても送信しないようにする方法を解説していきます。
ChatGPTについてかんたんに解説
まずはChatGPTについてかんたんに解説します。
ChatGPTはOpenAIが提供しているチャット型AIサービスです。
有料プランもありますが、無料プランでもほぼすべての機能が利用できることから、他社のAIサービスよりも人気となっています。
ChatGPTでエンターキーで送信させないようにする拡張機能
では、ChatGPTでエンターキーを押しても送信されないようにする拡張機能について解説します。
キーボードの設定を変える方法は様々ありますが、今回は「拡張機能」を利用することで、エンターキーを押しても送信されないように設定を変更できます。
拡張機能とは?
まずは拡張機能についてかんたんに解説しておきます。
結論からいうと、拡張機能はブラウザに機能を追加し、ブラウザをより便利にしてくれる仕組みです。
拡張機能は世界中の個人や企業が開発しており、デフォルトのブラウザでは使えないような機能も拡張機能を導入することで使えるようになります。
考え方的にはスマホアプリと同じようなイメージです。
「機能を拡張する」と聞くと難しそうですが、本当にスマホにアプリをインストールするような感覚でできるため、普段スマホを使っている方であれば全く問題ありません。
使用する拡張機能
拡張機能も様々なものが出ていますが、今回はメジャーな拡張機能である「ChatGPT Ctrl+Enter Sender」を使って設定していきます。
こちらの拡張機能は数あるChatGPT向けのキー変換の拡張機能の中でも特に有名な拡張機能となっています。
ChatGPTでエンターキーで送信されないようにする方法
ではいよいよ導入方法を解説していきます。
手順は以下の通りです。
- 拡張機能をインストールする
- ChatGPTで試してみる
たったこれだけです。
各項目について詳しく解説していきます。
1. 拡張機能をインストールする
まずは拡張機能をインストールします。
今回使用する「ChatGPT Ctrl+Enter Sender」はGoogle ChromeやMicrosoft Edgeで利用できます。
ちなみにFirefoxの場合は「ChatGPT Ctrl+Enter Sender」から追加できます。
今回はGoogle Chromeで解説します。
Chromeで先ほどのリンクを開くとChatGPT Ctrl+Enter Senderの詳細画面が表示されます。
ここで「Chromeに追加」をクリックします。
するといくつかダイアログが表示されるため、画面の指示に従って追加を進めていきます。
「Chromeに追加」のボタンが「Chromeから削除」に変われば完了です。
2. ChatGPTで試してみる
では、ChatGPTを開いて試してみましょう。
ChatGPTを開き、いつも通り文字を入力します。
そして改行したいときにエンターキーを押すと改行されます。
送信したい時はCtrl(Macはcommand)+エンターキーで送信できます。
ちなみに、デフォルトで改行となっているShiftキー+エンターキーでも従来通り改行が可能です。
Safariでエンターキーでの送信をさせない方法はある?
今回紹介したChatGPT Ctrl+Enter SenderはGoogle ChromeやEdge、Firefoxなどでしか対応していないため、MacのSafariでは利用できません。
では、別の方法はあるのでしょうか。
結論からいうとできなくはないですが、非常にややこしいです。
実はSafariにもChromeのような拡張機能があります。
しかし、Chromeの拡張機能をそのままSafariに入れることはできません。
例えるならスマホのOSが違うとアプリが入れられないようなイメージです。
Androidでしか配信されていないアプリがiPhoneでは使えないように、Chrome向けしか配信されていない拡張機能はSafariでは使えません。
つまり、Chromeの拡張機能をSafariで使うことは基本的にはできないんです。
Chromeの拡張機能をSafariで使えるように変換することは可能ではあります。
しかし、プログラムをいじる必要があることから、高度な知識がないとSafariで使うことは難しいです。
また、仮に変換できたとしても、元々の拡張機能はChrome向けに作られていることから、Safariでも正しく動作するかは不明です。
そのため、普段Safariを使っている方も、ChatGPTだけはChromeを使うようにするのが一番簡単かと思います。
もしChromeの拡張機能をSafariで使ってみようと思うのであれば、「safari 拡張機能 chrome」のように検索すると様々なサイトが出てきます。
こちらを参考に変換してみると良いでしょう。
ChatGPTでエンターキーで送信させないようにする1問1答
ChatGPTでエンターキーで送信させないように設定できますか?
できます。
拡張機能を入れるだけで設定できます。
「ChatGPT Ctrl+Enter Sender」の使い方は?
ChatGPTを開き、入力欄にいつも通り文字を入力します。
改行したい時はエンターキーで改行できます。
送信するときはCtrl+エンターキーで送信できます。
まとめ
今回はChatGPTでエンターキーを押したときに送信されないようにする方法について解説しました。
ChatGPTを使っていてエンターキーを押して送信されるのが鬱陶しかった方はぜひ使ってみてください!
参考リンク
- ChatGPT公式サイト
- ChatGPT Ctrl+Enter Sender (Chrome系)
- ChatGPT Ctrl+Enter Sender (Firefox)